「機動戦士ガンダム戦記U.C.0081 -水天の涙-」の登場人物 |
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シェリー・アリスン
【 説 明 】
- 階級：中尉（ジオンでは少尉） 年齢：２４歳 本名：タチアナ・デーア
ファントムスイープ隊の隊員。実戦経験は無いが優れたパイロット技術に目を付けたマオにスカウトされ、ユーグの指揮下に入った。それ以前は北米のオーガスタ基地で試作ＭＳのテストパイロットを務めた。実は、インビジブル・ナイツの隊員でジオンのスパイである。但し、終戦後は情報は流していない。ファントムスイープとしてはユーグを守ってジオンのＭＳを倒すのは当然だが、ジオンの潜入工作員としては非常に辛く、それでもユーグの窮地に本来の陣営の味方であるフリッツを殺してしまう。
なんとしても「水天の涙」作戦を遂行しようと宇宙に脱出するエリク達の盾となってユーグを道連れにしようとした兄クリストと共に爆死する。ユーグに対する想いゆえに、彼の背中を守るという誓いを果たしたが、それにはフリッツを殺した自身がインビジブル・ナイツに戻れないのではという罪の意識が含まれていた事は否めない。
連邦のでもジオンのでもなく全ての人にとっての平和を願い、２つの陣営に心を引き裂かれて散った女性。弟のようにエリクを慈しんできたが、実はその義弟が自身を姉として以上の想いを抱いている事は知る事なく絶命した。と思われていたが、月での死闘の後に帰投中のユーグにその生存の報がマオより告げられた。ユーグを守ろうとクリスト機に突っ込んだ際、咄嗟に妹だけはと壁のパイプ群の中に機体を押し込まれ、辛うじて生き延びたものの死亡認定されたのだった。
一時のユーグとの語らいの後、ゴドウィン准将の計らいで密かに何処かへと去っていった。
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