「ガンダム新体験 グリーンダイバーズ」の登場兵器 |
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プロスペロー
【 説 明 】
- アナハイム・エレクトロニクス（以下AE）が建造した、最新鋭の大型航宙旅客機。
AE社が先に建造し、エゥーゴに供与した戦闘空母「アーガマ」の設計理論が随所に応用されている。外見上の特徴は、船体を円状に周回し、人口重力を発生させる３基の居住ブロック。この居住ブロックには、緊急時に使用する脱出艇も備えられている。
また、安全な宇宙航行を実現するため、航宙OSもAE謹製の最新鋭プログラムが搭載されており、乗員や旅客の安全に最大限の配慮がなされている。
宇宙世紀0087年12月、地球へ向けて航行中だった同船はエゥーゴとティターンズの戦闘に巻き込まれ航行不能となり、そのまま大気圏で燃え尽きた。ギリギリまで船内に残された者もいたが、エゥーゴやカラバの活躍により、乗員全員の生存が確認された。
【コメント】
- 型式名の「プロスペロー」はＷ．シェイクスピア作の戯曲『テンペスト』で、弟に国を追われた主人公の兄王の名。彼は国を追い出した弟への復讐を目論むが、やがて少し灸をすえただけで赦している。
その灸をすえたのが、プロスペローが使役した風の精霊「エアリアル」で、本船の居住ブロックに備えられた脱出艇の名前にもなっている。
また、本船に３基ある居住ブロックはそれぞれ赤、青、緑の３色に色分けされている。船内に取り残された姉弟が脱出時に乗り込んだのが緑のブロック。それがそのまま本作のタイトル『グリーンダイバーズ』になった。
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