「機動戦士Zガンダム フォウ・ストーリー」の登場人物 |
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ジル・ラトキエ
【 説 明 】
機動戦士Zガンダム フォウ・ストーリー
- ミハル・ラトキエの弟。姉ミハルがジオン公国軍のスパイだと知らず、カイ・シデンを手伝ってジオン軍の攻撃に応戦した際、ミサイル発射の反動で海に投げ出され死んだ事さえも知らず、出かけたきり戻らぬ姉を妹ミリーと共に待ち続けていた。しかし、ミハルの遺した金も尽き借家を追い出され、頼る親せきも無くて妹と靴磨きをしていたが、或る日、妹は誘拐され一人きりになってしまう。その後、ムラサメ研究所に「被験者番号005」として拾われた。ニュータイプになれるならなりたいと願っていた。その心の奥底には、戦争が続く世の中は政治では変えられない、ニュータイプの存在により人々が理解し合わなければならないという考えもあったようだ。
試作機MRX‐008に欠陥がある事から試乗パイロットの人選が難航していたが、フォウの温存をムラサメ博士に主張した主任インストラクターのナミカーの策謀から意図的にその事実を知らされ、フォウやアマリを守るべく搭乗を志願し、サイコガンダムの頑強な拒絶により絶命してしまう。しかし、死にゆく時にもその心には悲しみはあっても憎しみはなかった。憎悪が生み出すモノには何の価値もなく、人は許し理解し合わなければならないという思いを最後まで貫いたのだった。サイコガンダムに殺される間際、その想いをフォウとアマリに思念で伝えて事切れた。
自身の死が仕組まれた事だと知っても、きっと彼は憎しみを抱く事なく逝った事だろう。
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