雑談掲示板

この前、ガンダムUCの原作１０を図書館で借りて読んだのですが、フル・フロンタルは、シャアに似せて作られた強化人間だという事が分かりました。
また、記憶や思考も本来のシャアと同じそうです。

（続き）
４．隠し子
面白い説ですが、もし、シャアの隠し子だとすれば、実はフロンタルは２０才だった（！）としても００７６にはシャアが隠し子を作っていなければいけません。しかし、この時、シャアはまだ１６〜１７才。不可能とは言いませんが、当時の精神状況（ザビ家妥当第一）からしても難しいと思います。まあ、そういう精神状態だからこそ弾みで作ってしまった可能性もありますが（話が下世話になって済みません）。もっとも、クローンのところで述べた「成長を早める技術」というのが実はあるとすれば、もっと遅くにできた子どもを急成長させた（知識も詰め込んだ）可能性もありますが…それはそれで陰鬱な話ですね。

なお、彼は自分が「器」だと言っていました。ニュータイプ（あるいはそこに近づけようとしたタイプの強化人間）は「時が見える」（認識力の拡大によって過去や未来が垣間見える？）ようなので、どの説を採るにしてもまるで見てきたような言動や振る舞いは、過去のシャアの記憶や意識（のおそらく一部）を空っぽの自分の器に注いだ結果とも取れます。実際に自分が体験したわけではないがその記憶はある、というわけですね（あくまで一部としたのは、ミネバの「お前はシャアではないのだな」（及びその後の台詞）を尊重したためです。

このように推測は色々立つが、あとはそれぞれのご想像に任せる、が浪漫があるのではないでしょうか？

小説版ではフル・フロンタルはモナハン・バハロ（ジオン共和国の国防大臣）が用意した傀儡ということになっています。ただ、言動的にはその傀儡のほうがよっぽど大物ですが（笑）。

さて、あくまで自分の推測ですが、いくつか候補を挙げてみます。
１．シャア本人
映画の最後のほうの描写からしてそれはないかな、と。ただ、記憶の一部やそれに伴う感情を失い、「多くの人間がシャアだと思う姿」を演じているというのだったら可能性はあると思いますが。ただ、それはもう「シャア」だと言っていいのか…

２．シャアを模した改造人間
けっこう支持が多い説です。容姿とか傷は整形なり後で付けるなりできますし。問題はサイコフレームを見たという「記憶」や言動がシャアに似すぎていること、明らかにシャア自身（及び視聴者・笑）しか知らないような呟いた台詞そのままやオマージュした台詞を口走ることですが、これも「記録に残っていたシャアの言動やそこから推測される思考を徹底的になぞらせて造った」と仮定すれば、同様のシチュエーションで同様の台詞が思わず零れてしまうことも一応の説明は付きます。また、強化人間には元となる人間が当然いるわけで、その人物が逆襲のシャアに参戦していたという可能性もあります。まあ、「サイコフレームの光を見て感じた」というのを、単にそのままの意味で受け取るならば、「実は映像とかで見てそう思った」だけでもいいわけですし、極端な話、「見たのは嘘」というのでもいいんですが。ただ、あの状態で咄嗟にそんな嘘をつくのは趣がないというか、むしろ非現実的でしょう（相手は断片的とはいえ思考が読めるニュータイプですし）。

３．シャアのクローン
強化人間よりもシャアに近づけてみました的な説です。実際には体験していない思考や言動については強化人間と同じ（単なるクローンでは思考や体験はコピーできませんからね）。この説の弱いところは、宇宙世紀のクローンはそう簡単に育たない（なのでプル・シリーズは子どものまま出撃した）ということです。もっとも、ＺＺよりも８年とはいえ年代は進んでいますし、あれはアクシズの技術であり地球連邦の技術も組み合わされば話は別なのかもしれませんが。

僕は、シャアの隠し子ではないと思います。
なぜなら、額の部分に傷があるからです。
また、逆襲のシャアの時に、アクシズを押し出したサイコフレームの光を見ていたり、
一年戦争史という作品の最終回にフル・フロンタルという名前にした由来も話しているからです。
これは、僕の予想です。
事実はよく分かりません。

シャアの再来と呼ばれた人ですが
輪郭や体型からしてシャアでもシャアのクローンでもないと思います。もしかしたらシャアの隠し子なのかもしれません