No.1814/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ EWFT -(2013/02/24(Sun) 13:56:03)
放課後。校長室でシャア先生はブライト校長と話をしていた。
ブライト「どうかねシャア先生。バナージ君の様子は?」
シャア「とても落ち着いています。2学期から暗くなっていて心配してましたが、
何か吹っ切れたようで、以前の明るさと鋭さが戻ってきています」
ブライト「ウラキ君がアドバイスを与えてくれたようだ・・・彼が来てくれて本当に良かった」
シャア「同感です。最近は疑似戦闘訓練室や格納庫で一緒にいるのをよく見ます。
学園祭のクラス企画にも助言を与えてくれているようで・・・」
ブライト「ほう、先生のクラスは何をやるのかね?」
シャア「それが、秘密だそうです・・・」
バナージ「・・・で、本当に何やるの、クラス企画?」
アムロ「うーむ・・・先生に『まだ決まってませーん!』とか言えないしな・・・」
カミーユ「かといって、もう先延ばしには出来ない。明日がクラス企画の提出期限だぞ」
シン「畜生!いいアイディアが全然浮かばねー!」
ため息があちこちから漏れる。すると、それまで黙って話を聞いていたコウが口を開いた。
コウ「俺の時は『学園だから出来ること』ってテーマで、MSを使ったな」
ジュドー「で、先輩はMS使って何を?」
コウ「それは・・・秘密だ。そのまま流用されるのは避けたいからね」
「ちっ」と舌打ちしつつ、ジュドーは机に設置されているパソコンのキーボードを叩いた・・・
と、不意に彼は思い出したように呟いた。
ジュドー「そういやアセムはどうなったんだ?もうICUから一般病棟に移ったんだろ?」
ガロード「ああ、一昨日から一般病棟だってさ」
ジュドー「じゃあアセムのとこいって話し合おうぜ!お見舞いがてらにさ!」
突拍子もない提案だったが、話し合いもマンネリ化していたG組はこの意見に魅せられた。
アムロ「じゃあ、行きますか。アセムのお見舞いに!」
次回、アセム再び!?