No.1769/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ 赤い流星 -(2012/12/30(Sun) 11:17:43)
翌日。学園の高等生が体育館に集められた。
ギンガナム「フハハハハ!校長のお話であるッ!」
ブライト「今回は緊急集会ということで集まってもらった。その内容だが・・・」
一拍置いてブライト校長は続けた。
ブライト「学園祭を中止するか否かだ」
えぇ!と各所で驚きの声が上がる。ナタル先生が「静まれ」と咎めた。
ブライト「言わなくても分かるだろう。今はヴェイガン学園が何をするか分からん状況だ。
加えて先日の格納庫炎上。もし学園祭中に同様の事が起こったら、どれだけ被害が出るか」
沈痛な表情があちこちで見て取れた。だが、と校長は更に言い募る。
ブライト「君達がそれでもやりたいと言うなら話は別だ。学園祭中のヴェイガン学園の
動向に注意し、尚且つ来てくださる方々の安全を守る。それが出来るなら私達は止めない。
だがそんなこと出来っこないと思う者もいるだろう。そこで、今この場で学園祭開催の是非を
君達に問う!他人に惑わされるな。自分の意志で決めるんだ」
そう言って校長は少々時間を空けた。そして再び彼はマイクをとる。
ブライト「良いだろうか?ではキミたちに問おう。学園祭開催に賛成の者は起立!」
一瞬間が空いた。そしてブライト校長は颯爽と立ち上がる全生徒の姿を見た。
ブライト「この判断が間違いなのか、それは分からない。だが君達はこの選択をした。
私は君達を信じよう。学園祭は開催する!諸君らの頑張りを見せてくれ!!」
どっと体育館の空気が沸いた。ブライト校長は目を細めて微笑んだ・・・
――学園祭まで後1ヶ月半。