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No.1753/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ 赤い流星 -(2012/12/23(Sun) 20:57:36)
フリット「アセム、起きろアセム!」
理事が何度もアセムの名を呼ぶ。すると、うっすらと少年は目を開けた。
アセム「父・・・さん・・バナージ・・・」
意識が朦朧としているらしく、その声は途切れ途切れだ。
フリット「喋るな。ゆっくりしていろ。お前は助かったのだ」
デルタカイが動きを止めた後、バナージとフリット理事はすぐさまコックピットを開いた。
そこにはぐったりと目を閉じたアセムがいた。急いで中から引っ張り出した二人は、長い間
彼の意識の覚醒を待っていたのだ。
バナージ「もうすぐセイラ先生も来る。安心していいよ」
ゆっくりとアセムは頷いた。フリット理事は心なしか安堵の表情を浮かべているようだ。
それにしても・・・とバナージは思う。自分一人では暴走したアセムは救えなかった、と。
バナージ(デルタカイ・・・恐ろしい機体だ)
そう思った直後だった。ズキャーン!と彼の頭に何かが走った。理事も同じだったらしく、
すぐさま空を仰いだ。まだ暗い空から、何かが落ちてくる――!
ズシャァン!と凄まじい音を立てて、それは未だに倒れているデルタカイの隣に降り立った。
バナージは目を見開いた。そこに立っていたのは、トリコロールのMSである。
フリット「ガルムガンダムだと!何故こんな場所に?!」
理事からガルムガンダムと呼称されたそれは、ツインアイを光らせると足元に臥せている
デルタカイの両肩を掴んだ。同時にそのMSから中性的な声が響く。
???「ガンダムデルタカイ・・・有り難く頂戴していくよ。僕達の力の為にね・・・」
フリット「何!貴様は一体!?」
???「僕はリジェネ・レジェッタ。イノベイターさ・・・」
それだけ言うと、ガルムガンダムはデルタカイを持ち上げて上空に飛び上がった。
バナージは呆気に取られて、離れていくMSを凝視した。あちこちから上がる煙が、
これから始まる不吉な何かの狼煙のように彼は感じた・・・
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