No.1729/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ EWFT -(2012/12/17(Mon) 19:42:22)
アストナージ「いや、フリット理事の指示でデルタカイは百式を改修したんだ」
コックピットに顔を突っ込んでいた主任が上から言ってきた。
バナージ「え、シャア先生の百式にそんなことして良かったんですか?」
主任は表情を曇らせ、左の方を指差した。そこには体育座りをしたシャア先生がいた。
「認めたくないものだな。理事会の、強権故の過ちというものを・・・」と呟いている。
キオ「爺ちゃん言ってました。この機体でバナージ君は、更に強くなれるって・・・」
アセム「そんな!これは危険な機体なんだぞ!なんでそんなものにバナージを。
危なすぎるよ、父さん・・・!」
バナージも分からず、白く輝く機体を見つめた。フリット理事は、一体何を考えているんだ・・・?
カーディアス「何故あんな機体を造らせた!?私の息子を殺す気か!?」
カーディアスの怒声が場の空気を震わせた。怒声の行先――フリット理事は答える。
フリット「ヴェイガン学園の脅威はそこまで迫っている。それに対抗する力を彼に与えたのだ」
カーディアス「息子は自分の力で苦しんでいる!これ以上苦しめて何とする!?」
フリット「個人的な感情を挟んでいる時ではないのだ!」
突然フリットが荒々しく立ち上がった。その眼にははっきりと憎悪が浮かんでいる。
フリット「25年前、この学園の生徒だった私は大切なものを何一つ守れなかった。
奪った相手はUE学園、今のヴェイガン学園だ。危険な存在は殲滅する!
それが私の目的なのだ!」
カーディアスは気圧された。そして感じた。今のフリット理事は憎しみに囚われていると。
このままでは手遅れになるとも・・・・・・
(暗い内容でスイマセン。気にしないでください。リボンズ&学園祭も忘れずにお願いします)