No.1705/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ EWFT -(2012/11/26(Mon) 18:45:38)
フォン「お前はどれだけオレを楽しませてくれる!?」
アストレアが一瞬にしてユニコーンとの距離を詰めた。右腕の剣が鋭く光る。
バナージ「くっ・・・なめるな!」
ユニコーンは腕部のサーベルを展開して迎え撃つ。バチバチィ!と激しいスパークが起こった。
フォン「あぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!そうこねぇとな!」
フォンの嬌声が響いたのと同時に、アストレアが急速に後退した。等しく拮抗していたため、
ユニコーンは前につんのめった。結果、隙が生じた。真紅の機体から真直ぐにビームが走る。
バナージ「くぅ・・・スラスター全開!」
叫んだ瞬間、バナージの意志に応えて一角獣は空へ飛んだ。激しいGがその体に降り注ぐ。
そしてバナージはその能力で感じ取った。同じく宙を舞う前の機影に――!
フォン「あぎゃぎゃぎゃ!ハナっからビームになんざ頼ってねえんだよ!」
そして次の瞬間、後方からとてつもない衝撃がバナージを襲った。肺が圧迫され、
呼吸をすることもままならなくなった。
バナージ(強い・・・コイツ・・・俺の行動パターンを・・・)
そこでバナージの意識は暗闇に包まれた・・・・・・
ヒイロはその光景を呆然と見つめた。バナージの敗北。冷たい事実が画面に広がった。
デュオ「オイオイ!バナージのヤツ、負けたぞ!?」
ヒイロ(奴の動きはさっきのティエリアとの一戦よりキレがあった。これが幼い時から戦いを
してきたフォンの力。それだけではない。奴は気づいていた。バナージの行動の弱点に)
バナージの弱点とは一体!次に続く!