No.1556/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ みくろっと -(2012/08/09(Thu) 18:57:18)
グラハム「そう易々と逃がしてはくれないか…総員第一戦闘配備、MS隊出撃だ!気を抜くな、あれにやられたら一溜りもないぞ!!」
一同「はい!!」
グラハム指揮のもと、ミリシャ学園脱出戦が始まった。次々とMSが出撃する中、バナージはまだMSデッキにいた。
バナージ「アストナージ先生、ユニコーンは!?」
アストナージ「昨日急いでどうにか直したんだけどな…まだ完全じゃないから無茶するなよ。」
バナージ「わかりました。ありがとうございます!!」
バナージは不完全な状態のユニコーンで出撃した。安全面を考慮すればエクシアを使用した方が良いのだが、それだけ愛着があるのだろう。
戦線では、既に混戦状態だった。ミリシャ学園の最新兵器『ヒップヘビー』はことごとく破壊されている。戦況は既にヴェイガン学園とガンダム学園の一騎討ちと化していた。
その中でも異彩を放つのは、サイコガンダムとサイコガンダムMk-IIである。この2機によって辺りが焼け野原となっていた。
カミーユ「こいつ…強いぞ!」
アムロ「フィン・ファンネルも効いたもんじゃない!!どうしたら…!」
アムロ達がサイコガンダム達に気を取られている間にも、ホワイトベースへゼダスRの大群が襲いかかっていた。
フラウ「左メガ粒子主砲門、対空機銃5番、6番、7番、8番、9番、10番被弾!!右サブエンジン3番、4番損傷!!このままでは…!!」
グラハム「メガ粒子砲、対空機銃一斉射撃!!」
窮地へと追い込まれたホワイトベース。このままでは、揚力を保てず沈んでしまう。その時だった。
???「お前達、避がれぇぇぇ!!」
目の前のゼダスRを一掃して現れた白いMS―∀ガンダムだ。
ミリシャ学園側に就くのが適当な筈の∀は、ホワイトベースの目の前に、味方として現れたのだった――