No.1544/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ 赤い流星 -(2012/08/08(Wed) 07:16:10)
グエン「・・・では、パープルドールと一緒に映っていたのは敵なんですね?」
グエンは、確認するように問うた。ブライト校長は首肯する。
ブライト「しかし、何故サイコガンダムMk-2の近くにこんなものが・・」
グエン「簡単なことです。それは、我々が設置したものなどですから」
それが合図だった。ドアを蹴り破って数人の兵がなだれ込んできた。
全員が鈍く光る機関銃を所持している。
ブライト「ッ!?どういうことだ!?グエン!」
グエン「すいませんね。只でさえガンダム学園に遅れをとっている我々が追い付くには、あなた達にはない技術が必要なのです」
ブライト「グエン、仕組んでいたのか?」
グエン「私はブラックドールとパープルドール、そして彼らの力を使って文明開化をしたいだけです!」
グエンが一息で言った。肩で呼吸をする彼の顔に、狂気が浮かぶ。
グエン「殺しはしません。拘束するだけです。暫く眠っていて下さい」
ドゴッ!という音が聞こえた。ブライト校長は、意識が薄れていくのを感じた・・・