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No.1226/Re: 機動生徒ガンダム学園

■投稿者/ みくろっと -(2012/04/30(Mon) 18:46:27)
マリーダは、バナージを連れだって疑似戦闘訓練室の端に座り、戦闘の準備をしはじめた。その手つきは、まさしく本当のパイロットの様だった。
彼女はバナージに「座れ。君の力を見せて欲しい。」とだけ放ち、準備を終わらせた。バナージは慌てて準備をし、両者のMSが出揃い、「モビルスーツ、シャシュツ10ビョウマエ。9、8、7、6、…」とアナウンスされ、間もなくMSが射出された。
バナージのMSはユニコーン。対するマリーダのMSは、『クシャトリヤ』。モノアイ式のカメラアイと頭部から伸びるアンテナ、そして何よりそのカラーリングは、ジオン系のMSのそれと一目でわかる。しかし、4枚のクシャトリヤ本体の頭頂高と同じぐらいはあろうかという巨大なバインダー――それがこのクシャトリヤをMSの中でも異形と呼ぶに相応しいものにしている。
戦いの舞台はジャブロー上空。その体格からは想像もつかない速度でクシャトリヤがユニコーンに迫る。その付近にはクシャトリヤから発射された漏斗状の小型兵器―ファンネルが飛び、ユニコーンに一斉射を掛ける。
バナージ「な、なんだよ、あれは!!」
ファンネルに驚き、バナージは畏怖する。恐怖に呑まれたバナージは、それを殆どかわせずに大きな損傷をユニコーンに負わせた。
バナージ「くっ!!これ以上やらせるか!」
ユニコーンのラインから装甲がスライドし、眩い赤色の閃光が周囲を埋め尽くし、光が収まった直後、ユニコーンはデストロイモードへと変化した。

次回、バナージVSマリーダ 決着!勝つのはどっちだ!?
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