No.1225/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ EWFT -(2012/04/30(Mon) 16:00:08)
放課後。バナージは久々に疲労感を感じていた。理由はシンプル、ヒイロが告げた真実を
あの後考えていたからだ。しかし、いくら思考を重ねても答えが見つかるわけでもなく、
結果的に無駄に疲れを費やすだけになってしまったのだ。
バナージ「ハァ・・・」
ため息をつく。ここまで疲れを知覚したのは、入学のとき以来である。そんなバナージの耳に、
涼やかな声が飛び込んできた。
???「バナージ・リンクス君?」
バナージは、透き通っていて、それでどこか感情が乏しいようにも聴こえる声の主を捉えた。
茶色の髪に青色の眼をした女性を見たとき、バナージは妙な既視感に襲われた。
バナージ「あなたは・・・?」
???「君に話がある。ついてこい」
女性――マリーダは、それだけ言うとスタスタと歩いて行ってしまった。訳も分からず後を追う
バナージ。やがて彼は、擬似戦闘訓練室に入るマリーダを見た・・・
次回、擬似戦闘訓練室で何が起こる!?