No.1069/Re: 機動生徒ガンダム学園
■投稿者/ エイプリル -(2012/04/06(Fri) 17:37:42)
その頃保険室では・・・
保健委員のファ・ユイリィが内線を使って校長室へ電話をかけていた。
「ブライト校長・・・カミ―ユが・・・カミ―ユ・ビダンが・・・」
と半分泣きながらしゃべるファの隣で、ティエリアは近くの机にあるヴェーダ(ただのパソコン)を取ろうとしていた。
「ううう・・・」
とても必死だが後2,3センチのところで届かず、むりに体を起こそうとしたとき、ガラッと言う音がして、ドアが開いた。その拍子にティエリアはベッドから落ちる羽目になってしまった。
???「あなたたち大丈夫?」
それはセイラに続くもう一人の養護の先生のマリュー・ラミアス先生だった。
「じゃあ状況を聞かせてもらおうかしら。」
すると真っ先にティエリアが、
「私はシャア先生に後頭部を鋭利な物でつつかれ・・・いや、刺されました。」
次にファが、
「カミ―ユは、よくわからないんですけど、どうやらバナージさんにラリアットをされた衝撃でこうなってしまったようなんです。」
「そ、そうなの・・・」
そう言いつつ状況がつかめないマリューであった。